財布を買い替えた。
“買い”替える、というのは2年ぶりくらいかもしれない。
約2年ほど前までは長財布”命”だった。
お札を曲げるのがあまり好きではなかったし、ポイントカードのたぐいも多く、見た目はスマートだけれど容量の多いものを自分の予算の範囲で探し回った。
そこから徐々に、現金を使うシーンが減ってきて、たいていの場所にはクレジットカードさえ持っていけば済むようになってからは、財布はおろか手荷物そのものもずいぶん小さく・軽くなった。
そのへんへウィンドウショッピングに行くくらいではコートのポケットに携帯と、suica機能もついたクレジットカードを入れればあとは各店の紙袋に品物はいれてもらえるし、カバンを持っていくことさえ減った。
となるとこれまで財布を買うときには「長く使うものだし」とあくまで自分の手の出る範囲の、ではあるが最高位置にいるようなブランドから候補を探していたのが馬鹿馬鹿しくなった。これまで財布は”第二のカバン”であったのに、パスケースレベルの比重となり、雑誌の付録のミニ財布を消耗品のように使いながら過ごした。
そろそろこの薄汚れたピンクのジルスチュアート財布(もちろん、付録)もなぁ、と思うのと同時に、今年はなにか縁起のいいことしたいな、と思って、数年ぶりに財布を買った。
バレンシアガの黄色い財布。
バレンシアガといえばミニレター型のミニ財布が人気だけれど、どうにも自分には糖度が高いような気がしてこちらにした。あとはレター財布よりも革が汚れに強そうで、外が黄色(金を呼ぶ)・中が黒(出ていくのを守る)の風水の見立て上、良さそうな財布だったので鵜呑みにして、これにした。今まで本誌代含めて数百円だった財布から、諭吉が顔を並べる出費は大出世だったので、長く綺麗に使いたい。
付録の薄汚れた財布よりももうすこし小さくなるため、これまで以上に持ち歩くカードの枚数を厳選して減らしたし、小銭は持たないようにしないといけない。より一層、”ミニマリスト”化していく。
次は、何を減らしていくのだろうか。